出る杭

皆さまいかがお過ごしでしょうか

 

寒くなってきましたね…

 

人間は不思議なもので

 

夏の時は冬が来て欲しいと思うが

 

冬には夏が来いーって思いますよね

 

じゃああいだの春秋は?花粉症

 

初夏はジメジメ五月病

 

皆さんはどの季節がお好きですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、本日は「杭」のお話です。

 

 

皆さま杭と聞いたら

 

「ある言葉」が出てきませんか?

 

 

『出る杭は打たれる』

 

 

 

この言葉にはこのような意味が含まれていると僕は思います。

 

 

 

 

「周りからずれているのはおかしい!」

 

 

「そんなことできるわけない!」

 

 

「もっと周りを見ろ!」

 

 

 

 

皆さんは違った意見を持ちましたか?同じでしたか?

 

 

大多数の日本人は僕が言った意味のように捉えるでしょう

 

何故か?

 

「周りとずれている」ことに物凄い抵抗を覚えるのが日本人だからです。当たり前です。

 

 

 

この日本人的思考は物凄いメリットがあります。

 

 

違った意見が出にくいためとてもスムーズに物事を進められる。

 

これって物凄い大切ですよね?

 

 

日本人が話し合えば10分で終わるものが

 

反対の思考を持つアメリカ人は🇺🇸

 

3時間掛かってしまうとすると

 

物凄い効率が良いですよね?

 

 

 

 

しかし物凄いデメリットもあります。

 

 

 

 

議題がよく吟味されなかったり

 

天才的な案が出にくかったり

 

言いたいのに言えずにストレスを溜め込んだり

 

 

 

 

 

アメリカ人はとても自分の主張が厳しく、

 

自分の意見がベストだと思っています。

 

なので上のことをなんの躊躇もなく行います。

 

そして周りもそれを噛み砕きもっと良いものを提案します。

 

 

 

 

 

つまり自分が出るのが当たり前で、

 

周りも出る杭を暖かく迎えるわけです。

 

これって物凄い良いことだと思いませんか?

 

 

 

 

日本人は五人で話し合いをしても結局強い人の

 

1つの意見が通ってしまう文化があります。

 

そこに残りの四人の考えを加えたら

 

どんなに研ぎ澄まされた

 

意見に変わることでしょう

 

 

 

 

僕はもともとアメリカ人タイプの思考を持って

 

いるので日本人のこの性格は正直嫌いです。

 

日本人は百円の包丁はあっても

 

砥石がないんです。

 

アメリカ人は百円の包丁を研ぐための

 

砥石が豊富にあります。

 

 

 

どちらが物の開発、生産性は高いですか?

 

 

 

 

 

 

皆さんスイミーというお話を知っていますか?

 

 

赤い魚の集団の中で

 

 

1匹だけ黒い魚(スイミー)がいるお話です。

 

 

 

簡単に言うと

 

 

 

 

赤い魚の中でスイミーがいて仲良く生活をしていました

 

マグロに襲われちゃってスイミー以外は

 

死んでしまいました

 

スイミーは海を彷徨います

 

 

 

赤い魚の別の群れを見つけましたが

 

その群れはマグロを怖がっています。

 

そこでスイミーは言いました。

 

 「みんなで一緒に泳ごう!

               大きい魚のふりをしよう!」と

 

 

スイミーはその大きい赤い魚の

 

「目」となりマグロを追い払います。

 

 

このように周りとは違う存在というのは

 

必要なんです❗️

 

 

 

もしスイミーのような「杭」を

 

受け入れなかったら

 

その赤い魚たちは食べられていた

 

かもしれません。

 

 

 

 

 

出る杭は打たれるべきではなく

 

みんなで協力してその杭をさらに出す

 

これができればこれからの世界はより良いものになると思います。

 

 

 

 

皆さんはこの「杭」についてどう思いましたか?

 

 

 

 

それでは、また